日光マウンテンランニングと七五三

11月12日(日)日光マウンテンランニングのミドル(約34km)に出走してきました。
日光東照宮をスタートし、気持ちの良いフカフカトレイル、霧降高原を駆け、キスゲ平の1445段の天空回廊を登って日光東照宮へ戻るルートです。
走るのが気持ち良すぎて、ゴールに近づくのがちょっとさみしいぐらいでした。
なにかちょっと目覚めてしまったような気分です。

そして翌週11月19日は日光で子供たちの七五三をしてきました。

カメラマン代を節約して自分たちでの撮影です。
カメラの腕はさておき、親だから撮れたであろう多くの写真が撮れたので結果的には満足です。
上の写真は今市の杉並木公園。高樹齢の杉並木をゆっくり眺められる神々しい公園です。
このあと東照宮、二荒山神社へ行き、外国の方にたくさん写真を撮ってもらいました。

日光の魅力を知ったような気になっていましたが、この2週間で大幅なアップデートがありました。
日光の深掘りにはまだまだ時間がかかりそうで楽しみです。

日光杉並木の勉強机

娘が保育園を卒園しました。
保育士さんたちは一生懸命子供たちと向き合ってくれて、園長先生はいつも素敵な言葉を子供たちや保護者に投げかけてくれるとても素敵な保育園でした。
卒園式で保護者の方が挨拶の中で「この保育園を選んだ当時の私を褒めてあげたい」と言っていて、僕もまったく同じ思いです。
お世話になった皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。

そんな娘も4月から小学生。下に4歳と0歳も控えています。
控えめサイズの我が家では、3人分の勉強机を置くのが難しく、ひねり出した解決策は「長い机を3人並んで使う」です。
最善案でしょうきっと。

テーブルの製造は栃木デザインさんにお願いしました。
普段は木製家具などを製造してますが、先代が銘木業をされていたこともあり、おもしろい木材がたくさんあります。
そのなかから日光杉並木の杉をご準備いただきました。

日光杉並木は世界最長の並木道としてギネスにも認定されています。
これらの杉は日光東照宮が所有していて、倒木などが稀に市場に出るんだそうです。
1625年から20年に渡って植えられたらしいので、樹齢300年以上はありそうですね。

ご提供いただいた材料はこちら。
普段みる杉の木目とは雰囲気がずいぶん異なります。

製材して

下塗り

木目に小宇宙を感じます。

幅約2.6mのデスクができました。
費用面ではまともな勉強机3台を買うより低く収まるし、子供たちが巣立ったあとも使い勝手がいいのでとても気に入っています。
勉強はさておき、大事に使ってほしいです。

鹿沼市役所の鹿沼城跡障子堀

9月3日(土)鹿沼市による「鹿沼城跡発掘調査現地説明会」に参加してきました。
前日9月2日に市役所でこのチラシを見かけ、興味をそそられて。

当日8時から現地で整理券が配布されるということで、3日(土)8時に6歳の娘と市役所に到着。
整理券番号17、18番と、まあまあ人が来るんだなあ、という印象です。
1時間今宮神社や周辺を散策したり、入口付近には発掘された器を見て過ごしました。

発掘された器は16世紀安土桃山時代のものだそうです。
安土桃山時代といえば、織田信長、豊臣秀吉、関ケ原の戦いのあった時代。
千利休を筆頭に、茶の湯や茶碗の熱もすごい時代だったことでしょう。
そのころの鹿沼市では、侘び寂びの文化はどのようなものだったのでしょうね。
今のようにリアルタイムでの流行を知る術はなく、京都で千利休が「これいいね」と言っても、その声が届くのに数日〜数週間かかるだろうし、口伝でありのままには伝わらないでしょうからいろいろ変わってしまうでしょうね。
そもそもその声が届いていたのかは疑問ですが。

鹿沼城跡で出た器は漆塗りの木製椀やかわらけだったようで、茶の湯系の器は見当たりませんでした。本丸の近くを掘ると、また違うタイプが出てくるのでしょうか。
今回展示されていた器はこのようなものです。

その後今回のメインイベント、障子堀の説明会に。

障子堀は長さ16m、幅8〜9m、深さ1〜1.8m。
堀の中には南北1本、東西3本の障壁が確認されています。
堀に水が張られると障壁は見えず(実際にはどうだったか不明)、敵兵は一人ずつ畝を歩いたり、段差でつまずくなど、侵入はとても困難なものになるそうです。
さらに堀底は粘土質で滑りやすく、壁面は赤土でポロポロし、そういったことでも防御力を高めていたんだとか。

こちらは旧庁舎の基礎の残り。当時まさか鹿沼城の障子堀に基礎を打ち込んでいるとは思いもしなかったでしょう。また水が湧いているらしく、吸い上げないとすぐに水が溜まってしまうそうです。

滑りそうな堀底。

このような堀は広範囲に広がっているらしく、もし掘れれば様々な発見があるのかもしれませんね。
でも現在はこの市役所を始め、野球場、病院、小学校、栃木県の庁舎などが建っていることもあり、少なくとも私が生きているうちにその全貌を見ることはないでしょう。
今回はとても貴重な体験をさせてもらいました。

あと帰り際に下野新聞に取材していただき、「こんなのが埋まっていたなんで驚きました。」とコメントしたところ、翌日の紙面に名前付きで掲載してもらいました。
もっと知的でウィットに富んだコメントをしたかったですが、これが精一杯です。

AutoSleepで深い眠りを知る

私は比較的睡眠が浅く、日中眠気と戦う日も少なくありません。
長年特に対策もしていなかったのですが、今年のはじめインターネット上で「ヤクルト1000」による睡眠の質向上について目にするようになりました。
物は試しと1月から飲み始めて、若干寝付きはよくなった気がします。
そして数カ月後、Apple WatchのAutoSleepというアプリを知り導入してみました。

アプリ導入当初の「深い眠り」です。
Apple Watchをつけ忘れて寝てしまうこともあったのですが、単純に「深い睡眠がゼロ」という日もあります。
このデータを特に気にするでもなく、ヤクルト1000を飲んでいるのだから良い睡眠ができているはずと思っていました。
しかしこのアプリ、「睡眠の評価」という0%〜100%の評価があり、100%には程遠い数値だったので、なんとなく良く眠れていないのかな。と思っていました。実際昼間眠かったし。

そして最近、また夜中の目覚めや睡眠時間が減少していたので、昨日はやれることをやってみる日にしました。
やったことはこちら。

  • 夕飯後にヤクルト1000を飲む
  • アルコールは飲まない
  • 夕飯1時間後にジョギング(3kmちょっと)
  • 湯船にゆっくり目につかる(10分ぐらい?)
  • 就寝1時間前からスマホなど液晶画面を見ない
  • 寝る前に本を読まない

これまでではっきりわかっていることは、飲酒=睡眠の質の低下です。
「深い睡眠ゼロ」のときはほぼ深酒したときでした。
これまではお酒を飲んだほうが眠れると思っていたのですが、データを見て私の場合真逆だったことがはっきりしました。
あとはインターネットで見かけた睡眠に良さそうなことです。

そして結果がこちら

深い睡眠4時間という、見たことのない数値を叩き出しました!
朝4時頃に目覚め、普段ならこのまま起床です。むしろ2〜3時じゃなくてよかったと思うところ。
しかしまた目を瞑ると深い眠りに入り、結果的に4時間です。

まだ1回きりですし、なにが効果的だったのかはわかりません。
前日夜ふかししてしまい、いつも以上に寝不足だったせいかもしれません。

今回のような準備を毎日はできませんが、できるだけやってみて良質な睡眠を目指します。
睡眠にお悩みの方は、ぜひやれることをやってみてください。
とても快調に1日過ごせるかもしれません。

第51鹿沼さつき祭りの木工教室

5月29日(日)、鹿沼花木センターで開催中のさつき祭りで木工教室を開催しました。
鹿沼建具商工組合は組子づくり、青年部は椅子づくりを。
※鹿沼建具商工組合には、若手のみの子団体「青年部」があり、私はそちらに在籍しています。
お越しくださった皆様、どうもありがとうございました。

麻の葉模様や七宝模様の組子づくり(1,800円)
木製の椅子づくり(1,000円)

私は青年部として椅子づくりを教えていました。
とんかちで釘を打つのは初めてというお子さんも多く、最初は曲がってしまう子も多かったです。
しかし一本ずつ上達し、こういったワークショップをすると子供の道具を使う吸収の速さにいつも驚きます。

また当日は鹿沼ケーブルテレビさんや朝日新聞さんにも取材していただきました。

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今週末6月25日(土)26、(日)は鹿沼木工団地の青空市で間借り出店をします。
今回限りのちょっとバージョンアップした組子ワークショップをする予定なので、ぜひお越しください。
※下記動画は通常バージョンです。