サイコーにちょうどいいホンダ

「THIS IS サイコーにちょうどいいHONDA」
2008年、ホンダフリードのキャッチコピーです。
フリード、ちょうどいいですよね。

しかし僕にはもっとちょうどいいホンダがあります。
1982年製のXL250Rパリダカというバイク。
10年ぐらい前に購入して通勤や遊びに使っていたのですが、子が産まれてからまったく乗らなくなっていました。
バイクじゃ家族で出かけられないですしね。
そして放置すること4年ちょっと。
久しぶりにエンジンをエンジンをかけてみたら、ちょっと苦労はしたもののかかりました。
まったくの放置状態からノーメンテナンスでエンジンがかかるんだからすごいですよね。

そしてこのバイク、サイコーにちょうどいいんです。
バイク乗りがバイクに求めるものって人それぞれですが、僕はこういったことです。
・かっこよさ
・維持の手軽さ(250cc以下だと車検不要など)
・林道走行のしやすさ
・街乗りのストレスフリー
・ちょっとした買い物にも億劫にならないサイズ感

それぞれ解説します。

・かっこよさ
言うまでもないですね。どうそ下の写真をご覧ください。

ちなみに僕はこれまで複数台バイクを乗り継いできたのですが、基本的に見た目重視です。
これはシンプルなバイクではないと思いますが、10年所有してもまったく飽きがきていません。
はじめて会ったときからずっとかっこいい。
カラーリングやボテッとしたタンクといった可愛さも兼ね揃えています。

・維持の手軽さ
250cc以下のオートバイには車検がなく税金も安いので、維持がとにかくラクです。
まったく乗っていないのに車検だけ通している友人が何人かいましたが、
そういう人は遅かれ早かれバイクを手放していました。
その点250cc以下ならば負担がとても少なく済みます。
それでも乗らなければ無駄じゃないか!というお叱りを受けたことも少なくありませんが、
そこに関しては100%おっしゃるとおりです。ぐうの音も出ません。

・林道走行のしやすさ
こうは言っていますが、決して林道走行のしやすいバイクでは有りません。
ロード系バイクに比べて車高も高いしタイヤもゴツゴツしているので、未走路も比較的走りやすい。
というバイクです。
僕は以前ヤマハTYという2ストのトライアル車に乗っていたのですが、
そういった類のバイクと比べてはいけません。
とはいえ前述のとおり、車高も高くタイヤもゴツゴツしているし、未走路には比較的入りやすいのです。
しかし非力だし重い特別小回りがきくでもないので、迷ったらUターンします。
そのへんも僕にはちょうどいいのです。

・街乗りのストレスフリー
奥まった林道のような場所での小回りはききませんが、街乗りバイクとしては小回りがききます。
クイクイ曲がれるし、そもそも250ccのエンジンが街乗りとしては僕にとって最適解です。
(乗ったことないけど125ccに乗ったら最適解は変わるかもしれません)

・手軽な乗り物
僕は自転車と同等レベルの手軽さで使っています。
「よしバイクに乗るぞ」といった準備はほとんどありません。
これが大きいバイクだったり、2ストのガチンコオフロードバイクになると、
小さなこととはいえ心身の準備が必要になります。
僕にとってバイクは「道具」であってほしいので、そのあたりもクリアしています。
この条件は原付きや小型バイクに軍配があがるでしょう。
でも上記の条件をまとめていくと、僕にとってサイコーにちょうどいいホンダはこのバイクなのです。

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