日光杉並木の勉強机

娘が保育園を卒園しました。
保育士さんたちは一生懸命子供たちと向き合ってくれて、園長先生はいつも素敵な言葉を子供たちや保護者に投げかけてくれるとても素敵な保育園でした。
卒園式で保護者の方が挨拶の中で「この保育園を選んだ当時の私を褒めてあげたい」と言っていて、僕もまったく同じ思いです。
お世話になった皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。

そんな娘も4月から小学生。下に4歳と0歳も控えています。
控えめサイズの我が家では、3人分の勉強机を置くのが難しく、ひねり出した解決策は「長い机を3人並んで使う」です。
最善案でしょうきっと。

テーブルの製造は栃木デザインさんにお願いしました。
普段は木製家具などを製造してますが、先代が銘木業をされていたこともあり、おもしろい木材がたくさんあります。
そのなかから日光杉並木の杉をご準備いただきました。

日光杉並木は世界最長の並木道としてギネスにも認定されています。
これらの杉は日光東照宮が所有していて、倒木などが稀に市場に出るんだそうです。
1625年から20年に渡って植えられたらしいので、樹齢300年以上はありそうですね。

ご提供いただいた材料はこちら。
普段みる杉の木目とは雰囲気がずいぶん異なります。

製材して

下塗り

木目に小宇宙を感じます。

幅約2.6mのデスクができました。
費用面ではまともな勉強机3台を買うより低く収まるし、子供たちが巣立ったあとも使い勝手がいいのでとても気に入っています。
勉強はさておき、大事に使ってほしいです。

排ガス規制、終わる。

排ガス対策地域、順次解除へ 環境改善で役割終える

ぼくは父から譲り受けた日産サファリ(Y60)というクルマに乗っています。
ぼくのサファリは昭和に生産された1ナンバーのディーゼル車で、Nox・PM法(いわゆるディーゼル規制)にバッチリ当てはまりました。
それはつまり、埼玉以南の都会にはマイカーで行けないということです。
ディズニーランドも、イケアも、都会にはマイカーで行けなかったのです。

一時期は適合車にすることも考えました。
DPFという装置を取り付けて、検査機関で一定の数値をクリアできれば都会に行けるサファリに変身できるのです。
しかしざっと100万円近くかかり、さらに強い規制が始まると無意味になる可能性もあるので諦めていました。
(何年も前のことで色々うろ覚えですが、だいたいこんな感じだったはず)
いずれ栃木県でも規制ができたら、100万円かサヨナラの決断をしなければいけないと思っていたのです。

しかしどうしたことでしょう。
環境が改善し、この規制は役割を終え、順次解除されるそうです。
個人的に、近年稀にみるハッピーニュースです。

※2022年4月以降、対象の都府県からの申請を受けて順次解除されるそうです。
まだ解除はされていないので、対象車はまだ入らないようご注意ください。

ちなみにディーゼル規制自体は賛成です。
仕事でもEV(e-NV200)を使っていて、できれれば環境に優しくありたいと願っています。
だけどサファリで制限なく移動できるのは、本当に嬉しいのです。